オリジナリティの獲得3月も後半になってきているのに昨日は雪。びっくりしました。 しかも雷。 雪と雷。 言葉にすると壮絶な雰囲気が漂いますね。 でも、今朝は晴れ渡って穏やかな日和です。 来週には桜の開花予報が出されるはず。 春になっています。 さて、門司では様々な人にお会いできたのですが、その中で特別面白かったのが須崎さん。 獣医さんですが、「薬を使わない診察」「動物の食事療法」「世界で一番高価なペットフード」などなど。 もう、オリジナリティの固まりのような方。 しかも、その分野では完全に権威として圧倒的なファンを掴んでいらっしゃる。 「ONLY1じゃなきゃだめなんだ。他の人と同じ事をしてたらダメ」 こんな言葉を連発して、ともすれば勘違いの対象になりやすい”オリジナリティ”や”ONLY1”と言う言葉を完全に自分のものにされている。 素晴らしい方でした。 この須崎さんに失礼を省みずにある質問をしました。 「ONLY1になりたい人はたくさんいるけれど、実際にONLY1になっている須崎さんはどこが違うんでしょう?自分と普通の人の違いってわかりますか?」 ちょうどこの日記でもONLY1がキーワードになっていましたので、良い機会でした。 それに対する須崎さんの答えは 「そうですね~。1つ1つのことに完成度を求めるということでしょうか。私も結構移り気なんで、色んなことに手を出してきたんですが、中途半端にはやらなかったんです。1つのことに手を出すならとことんまでやる。完成度を求める。やらないか、プロのレベルまで行くかです。しかもこれを幾つも実行している。1つだけじゃダメです。とことんまでやった物が幾つもあるんで、それが今度は獣医という仕事に入った時に組み合わさってオリジナルなものが出てくるんです。中途半端にやっていたら組み合わせられないし、1つのことだけに専心してたらその分野に凝り固まってダメなんです」 凄いですね。 素晴らしいバランス感覚だと思います。 極めると組み合わせ。 1つのことをとことんやるとそこでバランスが崩れます。 崩れたバランスを組み合わせることで新しい物が生まれます。 そのサイクルの中で、破壊と創造を軸にした全体のバランスが生まれる。 恐ろしいくらい理に叶っていますね。 言葉は違うにしても似たパターンをオリジナリティを持った人たちは掴んでいます。 でも、こういう言葉を聞くと 「それはあなただから出来るんですよね」 と言いたくなりますね。 私は昨日の日記で「全ての人が既にONLY1なんだ」と書いてます。 そこで、いや、やっぱりONLY1になる人は特別なんだ、という結論が出ちゃうとマズイ(笑) そこで須崎さんにもう一歩突っ込んで質問しました。 「須崎さんだから出来た、とお思いですか? 自分が特別だから出来たんだ、とお思いでしょうか?」 ふふふ。 この答えが面白かったんです。 それはまた午後からか明日にでも書きましょう。 |